欅坂46を知る アンリアレイジな平手友梨奈 神は細部に宿る

欅坂46を知る アンリアレイジな平手友梨奈 神は細部に宿る

雑誌「装苑」7月号に平手友梨奈がモデルとして出ています。

そして、平手友梨奈とデザイナー森永邦彦氏との対談もあります。

Mステで披露した「アンビバレント」の衣装はアンリアレイジのデザインだった

2018年12月に欅坂46が出演した音楽番組「ミュージックステーション」では「アンビバレント」を披露したのですが、その時に着ていた衣装は光が当たると模様がでるものでした。模様はアマリリスという花でその時にキャプテンの菅井友香が「アマリリス」には「内気」や「おしゃべり」などと相反する花言葉があるということで「アンビバレント」の二律背反に通じるものがある。という説明をしていたんですよね。

2018年12月 ミュージックステーション
光でアマリリスの花が映し出される
2018年12月 ミュージックステーション センター・鈴本美愉
2018年12月 ミュージックステーション センター・鈴本美愉

その時のテレビは録画していたんですが、ハードディスクが壊れて、今、うちのハードディスクにはない。辛い

そして、この時は平手友梨奈は度重なる怪我のため年内いっぱいダンスパフォーマンスができない状況でした。そのため、このミュージックステーションも欠席だったのです。代役でセンターを務めたのは鈴本美愉でした。この鈴本のセンターはかなり素晴らしく、翌日のトレンドにも入っていたようです。

前置きが長くなりましたが、この時の衣装を作ったのが今回対談したアンリアレイジの森永邦彦氏だったのです。逆にいうと、このMステでの衣装の依頼があった縁で下に書いたアンリアレイジの春夏コレクションのコンセプトムービーの出演やそして今回の対談に繋がったわけですね。

平手 森永さんとはミュージックステーションの衣装でご一緒させていただいたのが最初ですね。あの時は、光で色が変わる服がいいってお願いしたのに私が出演できず……着ることができなかったことを後悔しています。

装苑 2019年7月号 平手友梨奈 X 森永邦彦氏対談より

そして、なんども打ち合わせを重ねて作った衣装であることを語っています。森永氏も

森永 世界観をいかにファッションで伝えるかと話しましたね。…..

装苑 2019年7月号 平手友梨奈 X 森永邦彦氏対談より

これを読むと、あのアマリリスの衣装にはかなりのこだわりがあったんだなと思いますし、この時のパフォーマンスはおそらく必ず見ていたことでしょう。だからなのかもしれませんが、このミュージックステーションの始まりに出演者が登場する時に菅井友香、長濱ねる、あと誰だったかな?3人で閉じた左手を指差して開いていく仕草をしました。それは平手友梨奈が好きな芸人ちゅうえいから伝授された自己紹介のネタだということは平手ファンなら知ってますし、本人が一番知ってますね。なぜ、この時だけこんなことをしたのかなと思っていたんですが、それは平手が必ず見ていると知っていたからですね。

ディテールにこだわる平手友梨奈はクリエイターである

アンリアレイジというファッションブランドがあります。以前、平手友梨奈がCMに出演したことで話題になりました。これについて短い記事も書きました。

今回の「装苑」ではアンリアレイジのデザイナー森永邦彦氏がデザインしたディテールにこだわったファッションを平手友梨奈が着て、それぞれ「平手友梨奈の左目」「平手友梨奈の左耳」「平手友梨奈の唇」「平手友梨奈の右目」というディテールから女性服は300%に拡大したデザインの服を着ています。

上記の衣装のかわうそだー❤️

髪の毛の流れ方も最高!

平手友梨奈は細部にこだわる

森永邦彦氏との対談で、平手はパフォーマンスに関してものすごいこだわりがあることを語っています。

平手 パフォーマンスに関しては指先とか体の動かし方とか細かいところまで気になります。動きも声も、それこそ衣装も全部、こだわりが強いほうかもしれないです。

装苑 2019年7月号 平手友梨奈 X 森永邦彦氏対談より

この平手友梨奈の指先については2期生の田村保乃が雑誌「OVERTURE」の中で

平手さんは指先から足先、爪も髪まで全てにおいて美しくて。素晴らしい表現者だと思います。

2018年 machi 「OVERTURE」より

と語っているように、2期生後輩たちにとっては神々しい存在なのだなと思いましたし、この一言だけでも平手友梨奈がパフォーマンスに命をかけている感じがすごくします。

細部にこだわるということは森永氏の感性にドンピシャはまったようです。お互いに似ていると感じたことで森永氏は自分のデザインした服を平手に着て欲しいと思い、平手は着てみたいと思った。二つの感性が融合したかのようです。

この対談はほんの1ページにも満たない文字数ですが、内容としてはかなり深いものがありました。

おまけ

アンビバレント

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